白雪リンの読書感想文(カミュ「異邦人」その1)

マジマジョ 白雪リン(演:隅谷百花(現おはガール))の偽物


私にとってのリンは、マジマジョ本編で読書をしていた姿が印象的です。ただし白雪リンを演じた隅谷百花さんのおはスタでの様子を観ていると、必ずしも国語系が得意かどうかは怪しい気がしますね(失礼!)。
まあそんなことは関係なしに、このコーナーでは白雪リンのフリをして最近読んだ本の感想などを備忘として綴っていこうかと思っています。
(私自身に文学的な教養がないので、本当に中学生レベル、いやそれ以下の記述になるかと思います。)
ところで、最近当ブログのコーナーが散らかっていますが、本人的にはやりたいこと、思い付いたことを余すことなくやっているだけなので、素直に楽しいです。

それでは、カミュ「異邦人」です。

https://www.shinchosha.co.jp/book/211401/より


カミュの「異邦人」と言えば、カフカ等と並ぶ不条理小説と紹介されることが多いですが、そもそも「不条理」とは何でしょうか。ミステリーです。

まだ中学生の私には難しいので、ウィキペディアで調べてみました。それによると、「不条理(ふじょうり)とは、不合理であること、あるいは常識に反していることを指す。」とあります。

なるほど。作品を数ページ読んだだけですぐにわかりますが、確かに主人公ムルソーにはいわゆる常識がありません。
というより、他人の心に対する配慮が足りない、いやありません。他人の心が理解できない、いわゆるサイコパスという訳ではありませんが、自分の欲望の優先や疲れることをしたくないといった理由が、彼の中ではより重要なのです。

非常にわかりやすいエピソードが、自分の母親が亡くなっても頑なに死に顔を見ようとしない場面です。一度断り、棺をしめる際に再度念押しされますが、ここでもはっきりと断ります。自分のやりたくないことはどういった状況であってもやりません。それは他人にどう思われようとです。まあこれが後々自分を不利な状況に追い込むのですが…。

さらに彼は、母親が亡くなった次の日にはマリイという彼女と遊び回ります。次の日ですよ?まさか喪に服しているとは思わない彼女が、彼の黒いネクタイを見て聞く訳ですが、まさか彼の母親で、しかも昨日亡くなったばかりだとは思いもよらないですよね。
しかしこの彼女も相当の変わり者と見え、それを聞いて最初ビックリはするものの、その後もずっと彼についていく訳ですよ。私なら怖くてすぐに別れてしまいます。そんな人、今も怖いですけれど、将来も怖いですよ。

ちなみに主人公ムルソーと同様に、マリイもおかしいと思われる決定的なエピソードがあります。
彼女が彼に向かって、「あなたは私を愛しているか」と尋ねます。それに対してあろうことか彼は「恐らく愛していないと思われる」と答えるのです。
これもまた最初は悲しい顔をするものの、すぐにイチャイチャしたり、その後も結婚に向かって彼と付き合い続けます。

ひょっとしたら、この作品の中で最も不条理なのはマリイなのかもしれません。

今回は登場人物の紹介等をサラッと流しましたが、次回以降は伏線やもっと細部に渡る部分を紹介しますので、ここで見離さずにお付き合いいただけたら嬉しいです。

(「その2」へ続く)

2件のコメント

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