マジマジョ&ファントミ、草津温泉へ行く(その11【最終話】)

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マジマジョ 愛乃 モモカ(演:三好佑季)                  
白雪 リン (演:隅谷百花(現おはガール、ガールズガールズ)) 
花守 ミツキ(演:鶴屋美咲(現おはガール、ガールズガールズ)) 
星奈 シオリ(演:小川桜花(現おはガール、ガールズガールズ)) 
虹色 ユリア(演:増田來亜(現おはガール、ガールズガールズ)) 
ファントミ 桜衣 ココミ(演:菱田未渚美(ガールズガールズ))       
明日海 サキ(演:山口綺羅(ガールズガールズ))        
紫月 ヨツバ(演:原田都愛(ガールズガールズ))        
紅羽 セイラ(演:石井蘭(ガールズガールズ))         


「ごめん、みんな!」
自ら招いた失態に、サキがみんなへ謝ります。
「大丈夫よ、サキちゃん。演目はアレでほとんど終わりだから。」
そんなサキをモモカがフォローします。
「それにほら!」
モモカが指差した方向には、昼間とは全く違った湯畑の景色が。

夜の湯畑


「すごーい!」
「夜の湯畑もこんなに素敵なんだね!」
演目終わりでいつの間にか17時を過ぎていた、夜の湯畑も非常に風情があります。今までのドタバタもすっかり忘れ、その姿に目を奪われる一行です。
「それじゃみんな、最後にお土産を買いに行こう!」
モモカに連れられ、一行は湯畑を挟んでちょうど熱乃湯の対面に位置するエリアへ足を運びます。
「まずはここ、頼朝よ。」
「頼朝?源の?」
ヨツバが、歴史で習ったことのある単語を頼りに言葉を繋げます。
「そうよ、ここ草津は源頼朝も通ったらしいからね。頼朝のオススメ土産は温泉たまごよ。」
モモカが歴史の解説と共に、オススメ商品を紹介します。
「えっ、温泉たまごがお土産?日持ちしないんじゃ…。」
シオリが素直に、みんなが同時に頭へ浮かべた疑問を代弁します。
「甘いなぁ、シオリ。ここ頼朝の温泉たまごは賞味期限が2週間あるの。ティアラさんへのお土産にも大丈夫よ。」
一瞬でシオリの疑問を解消するモモカ。
「しかもこのお店は、PASMOも使えるのよ。」
恐るべし、草津。

「次はここ、山びこ温泉まんじゅうよ。」
モモカが案内した先には、こじんまりとしたお饅頭屋が。
「私がさっき西の河原通りでお饅頭を買わなかったのは、ここのお饅頭がオススメだったからよ。山びこまんじゅう、あげまんじゅう、あげぽてスイート、どれを食べてもすっごく美味しいの!」

山びこまんじゅう


「モモカちゃんのオススメなら間違いなしだね。じゃあ私全種類買って行こうかな。」
「うん、私も。」
みんな旅のお土産にと、大量にお饅頭その他を買い込みます。そして外に出てみると、
「わぁ~、何これ~!これがさっきまで見ていた湯畑なの!?」

湯畑ライトアップ


ミツキが驚くのも無理はありません。そこには、昼間の湯畑でもなく、先ほど見た灯りの映える夕方の湯畑でもなく、様々な光にライトアップされた幻想的な湯畑の姿があったのです。
「ちょっと、草津凄すぎ…。」
「そして今日は、モモカにお世話になり過ぎたわ。」
「うん、本当にありがとう、モモカちゃん!」
両手にお土産をいっぱいぶら下げた状態で、みんなモモカにペコと頭を下げます。
「良いよ良いよ、お礼なんて。私だってみんなと草津を回れてすっごく楽しかったんだから。また絶対来ようねッ!」
「うんッ!」
そして一行は、午前中に降りたバスターミナルへ向かいます。
草津温泉バスターミナル発の新宿行き最終バスは17時30分です。
「それじゃ、またね。」
「うん、地元でまた会おうッ!」

(終わり)

(あとがき)
長きに渡ってお付き合いいただき、ありがとうございました。
こうして過去の旅行を思い出すだけでも、私にとっては大きな慰めになります。
新型コロナウイルスの蔓延が無事に収束し、平和な草津に行けることを願って、締めにしたいと思います。

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