マジマジョ&ファントミ、草津温泉へ行く(その10)

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マジマジョ 愛乃 モモカ(演:三好佑季)                  
白雪 リン (演:隅谷百花(現おはガール、ガールズガールズ)) 
花守 ミツキ(演:鶴屋美咲(現おはガール、ガールズガールズ)) 
星奈 シオリ(演:小川桜花(現おはガール、ガールズガールズ)) 
虹色 ユリア(演:増田來亜(現おはガール、ガールズガールズ)) 
ファントミ 桜衣 ココミ(演:菱田未渚美(ガールズガールズ))       
明日海 サキ(演:山口綺羅(ガールズガールズ))        
紫月 ヨツバ(演:原田都愛(ガールズガールズ))        
紅羽 セイラ(演:石井蘭(ガールズガールズ))         


グランデフューメ草津を後にし、再び湯畑へと戻ってきたマジマジョ&ファントミ一行。
「ところでモモカ、次の目的地ってどこなの?」
もう既に先ほどの大滝乃湯で三湯を制覇してしまったのに、あと目的地なんてあるのかしら?シオリが不思議そうに尋ねます。
「次というか、お土産タイムを除いたら最後の目的地かな。それがここ『熱乃湯』よ。」

熱乃湯


「『熱乃湯』?モモカ、もう3つもお風呂に入ったのに、またお風呂ですか?私、もう蕩けそうですぅ~。」
モモカから『熱乃湯』という言葉を聞いて、リンが弱音を吐きます。
「違うのよ、リン。確かにここは名前の通り昔はお風呂だったらしいけど、今は湯もみ体験ができる施設なのよ。」
モモカが慌ててリンの早とちりを訂正します。
「湯もみ?」
聞き慣れない言葉にみんな首を傾げます。
「まあまあ、観ればわかるから。あ、一人600円ね。」
そして一行は、16時30分の今日最後の公演時間に参加します。
まずはオープニングムービーで草津の紹介が始まります。そしてしばらくすると、比較的ご高齢の踊り子たちが登場して湯もみの実演が始まります。
「あ~、これ聞いたことある!」
「私も!」
『湯もみ』という言葉自体を知らなくても、なぜかどこかで聞いたことのある草津節のフレーズが、踊り子たちから発せられます。
そして踊り子たちによる湯もみの実演が終わると、次に司会から、観客も湯もみに参加できる旨の案内がされます。
「え、私やりたい!」
「私も私も!」
踊り子たちの指導の下、マジマジョ&ファントミ9人も湯もみに参加します。
「あら~、お嬢ちゃんたち筋が良いわねぇ。」
「ほ~んと、私たちが引退したら継いでほしいわねぇ。」
踊り子たちが感心するほどのリズム感で湯もみをしていく9人。
「いえいえ~、お姉さま達にはまだまだ及ばないですぅ~。」
まだ中学1年生にも関わらず、お世辞が上手なサキ。
「あらあら、『お姉さま』だなんて。ほら、良い子は写真撮ってあげるから、携帯貸してみな。」
そう言われて自分のスマホを『お姉さま』に渡すサキ。
「はい、チーズ!」
「ファント~ミ!」
『お姉さま』の合図に、ついいつもの癖が出てしまうサキ。しまったと思った時にはもう時すでに遅しで、
「えっ!ファントミだって!?」
近くにいた観光客が、サキの発したフレーズへ敏感に反応します。しかしその時、
「マジマジョマジカル、スヤスヤムーンストーン!みんな、眠って!」
そう唱えながらユリアがマジョカアイリスを振りかざすと、その場にいた踊り子たちを始め、参加者たちも次々と眠り始めます。
「今です!」
リンの合図に、マジマジョ&ファントミ一行は熱乃湯を慌てて後にします。

(「その11」へ続く)

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