マジマジョ&ファントミ、草津温泉へ行く(その1)

実は私、未曾有の危機を世界中にもたらしている新型コロナウイルスの件がなければ、以前旅行したことのある草津温泉へまた2月頃に行きたいと思っていました。
不要不急の旅行なのでしばらく様子をみていたのですが、ついに国から緊急事態宣言まで出てしまいました。
事態が収束したらまた必ず旅行してやるという強い想いを持続させるため、また今の自分を慰めるため、前に行ったときの写真や記憶と共に、マジマジョ&ファントミ版で紀行小説っぽいものを作ってみました。
なお、大半は実際に私が行ったことのある場所を載せていますが、一部は次回行ってみたいところを紹介しています。


マジマジョ 愛乃 モモカ(演:三好佑季)                  
白雪 リン (演:隅谷百花(現おはガール、ガールズガールズ)) 
花守 ミツキ(演:鶴屋美咲(現おはガール、ガールズガールズ)) 
星奈 シオリ(演:小川桜花(現おはガール、ガールズガールズ)) 
虹色 ユリア(演:増田來亜(現おはガール、ガールズガールズ)) 
ファントミ 桜衣 ココミ(演:菱田未渚美(ガールズガールズ))       
明日海 サキ(演:山口綺羅(ガールズガールズ))        
紫月 ヨツバ(演:原田都愛(ガールズガールズ))        
紅羽 セイラ(演:石井蘭(ガールズガールズ))         


草津温泉バスターミナル


「へえ~、ここが前にモモカが言ってた草津温泉なんだね~。」
〈長野原草津口~草津温泉行き〉バスから降りたミツキが言います。
「そうだよ。まさかみんなと来れるなんて思ってもみなかったから、本当に感激!これってマジカル!」
感激するモモカに対して、シオリは何か腑に落ちない様子です。
「『温泉』って言っても、何かここらへんは全然温泉っぽくないわね。」
シオリの言う通り、バスターミナル付近には見回してもお湯一滴ありません。
「シオリぃ~、まだ気が早いよぉ。一旦バスターミナル内に入って、ターミナル内の階段を降りると湯畑方面に出られるんだよ。」
そう言うモモカの後に続くリン、ミツキ、シオリ、ユリアの4人。
そしてターミナル内の待合エリアのベンチに近付いたとき、
「ちょっと待ってみんな。」
突然ユリアがみんなを呼び止めます。
「どうしたの?」
そう問いかける4人のことなどお構いなしに、ユリアはおなじみの嗅覚ポーズを取ります。
「この感じは…。」
そんな真面目な様子のユリアに、
「やーねー、ユリア。まだ温泉の匂いはしないわよ。湯畑まではもう少しあるんだから。」
先頭でみんなを案内していたモモカが遮ります。
しかしそんなモモカには一切構わず、ユリアはベンチの一角に陣取る4人組を凝視します。そして、
また会ったな、ファントミラージュッ!」
ユリアの絶叫に身体をビクっとさせる、ココミ、サキ、ヨツバ、セイラの4人。
そしてユリアの大きな声に、近くにいた観光客らしき集団が、
「えっ?ファントミ?どこどこ?」
待合エリアざわつき始めます。
「ちょっとユリア、そのセリフじゃまるで敵キャラよ。」
早速ミツキがユリアに突っ込みます。
「そうですよ、ユリア。それに皆さんがファントミであることは秘密なんですから。」
続いてリンも小声でユリアをたしなめます。
「そうか。」
ユリアは静かになっても、待合エリアはざわついたままです。
「こんなときは、ひみつキーね!」
ヨツバはそう言うと、ファントミリスティにオヤスミキーをセットし、ひみつキーの効果でその場にいた人々を眠らせます。
「これで良しっと。」
待合エリアが静かになったところで、モモカがココミ達に駆け寄ります。
「ごめんなさいね、またユリアが…。それにしてもまた会えたね、ココミちゃん!ココミちゃん達も草津旅行?」
「そうなの。アレ?でも同じバスじゃなかったね。東京からバスじゃなかったんだ?」
ココミは不思議がります。
「私たちは、『特急草津』に乗って上野から長野原草津口駅まで特急電車、そこからはバスでここまで来たのです。」
リンが説明します。
「そうなんだぁ。でも高かったでしょ?こっちは貧乏旅行だから東京から4時間くらいかけてバス1本よ。まあそのおかげでネットの早割片道2,910円だったんだけど。」
「えっ?そんなに安いのですか?こちらは自由席で4,750円、バスが700円で、トータル5,450円です。そんなに安いなんて、ミステリーです…。」
リンがちょっと落ち込みます。
「ねえねえ、せっかくだから一緒に回らない?」
ミツキが提案します。
「良いね良いね。マジマジョとファントミが一緒に旅行なんて、かんっぜんに始まってるッ!」
サキはノリノリです。
「そうこなくっちゃ!ハッピー、はなまるッ!」

(「その2」へ続く)

2件のコメント

  1. ピンバック: ドタバタ林間学校(その7) – おはスタマジョピュア

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。