赤ちゃんって良いですよね(その2)

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マジマジョ 白雪 リン(演:隅谷百花(現おはガール、ガールズガールズ))
     小田原 カイト(演:下川恭平)               
国分寺宙太(演:前田航基)                 


そう言うと早速、星奈はリビング隅にいた宙を歩行器ごと捕まえ、歩行器から宙を抜き取り、リンの元へ戻ります。
「リンちゃん、赤ちゃんはこう持つのよ。危ないから最初は座って抱っこしてみようか。」
「はい。」
星奈に教えられた通り、宙を対面式で抱き抱えるリン。ちょっと違和感を覚えながらも、おとなしくリンの腕の中に納まっていく宙。
しかし、ちょうど目の前に見つけたリンの胸をポンポンした後、急に溜息をつく宙。
「悪かったですね、ペチャパイで…。」
思わず吹き出す星奈と宙太。一方、リンのそんな発言に黙って顔を赤らめるカイト。
(カイトは相変わらず、うぶなんだな…。)
昔から女の子にはめっぽう弱かったカイト。中学1年から付き合い始めたリンが相手でも変わらないその様子に、宙太は微笑ましいような、それでいてちょっとからかってやりたいような気持ちになります。
ところが、意外にも攻め始めたのは星奈でした。
「大丈夫よ、リンちゃん。おっぱいは揉まれたり吸われたりしていればすぐに大きくなるから。」
「えっ…。」
それを聞いてリンも顔を赤くして、宙を抱きながら下を向きます。
「やだな~、リンちゃん。そういう意味じゃないわよ?赤ちゃんにおっぱいをあげていれば、自然とおっぱいが大きくなるって意味よ。」
「そ、そうですよね…!わ、私だってわかっていましたよ…!」
(本当に可愛いわね、この2人は。)
カイトだけでなく、リンの初々しい反応もたまらなく可愛らしいと思ってしまう星奈。
すっかり大人のオモチャにされてしまったリンとカイト。徐々にその術中にはまっていきます。
「リンちゃんとカイトくんはさぁ、子ども好きよねぇ?」
「えぇ、大好きです。こうして宙ちゃんを抱いていると、本当に幸せな気持ちになりますぅ…。早く赤ちゃんが欲しくなりますねぇ。」
「確かに赤ちゃんを抱っこしているリンの感じ、良いなぁ。俺も赤ちゃん大好きだし。」
「そうよねぇ…。でも赤ちゃんができるには、もうちょっと2人もステップアップしていかないとねぇ…。」
悪戯っぽく星奈が微笑みます。
思わず顔を見合わせ、赤くなって固まるリンとカイト。
「・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・。」
そのときでした、
「ウワ~ンッ!」
意外にもリンとカイトに助け舟を出したのは9ヶ月の宙でした。
「あっ、ごめんなさい。私の抱っこの仕方が悪かったのでしょうか。」
「大丈夫よ、リンちゃん。そろそろお腹が空くころだから。」
母の顔に戻って悪戯心が消え、いつもの優しい星奈に戻ります。

(「その3」へ続く)

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