ラーメン大好き虹色ユリアさん(その4【弘明寺丿貫2】)

マジマジョ 虹色 ユリア(演:増田來亜(現おはガール))の偽物


このコーナーは同人フィクションではなく、ラーメン大好き虹色ユリアさん(の偽物)が、ユニコーンの精霊として鋭敏な嗅覚と味覚を駆使しながら、実際に訪問したラーメン店を紹介していきます(なお、前回の弘明寺丿貫はこちら)。

それでは4軒目「弘明寺丿貫」です。

「まだ炙り肉めしを食べていないのに、日本中がすっかり新型コロナウイルス一色になってしまった…。」
ユリアの様子もそうですが、街中を行き交う人達にもどことなくどよ~んとした空気が漂います。
「私はユニコーンの精霊故に、その身体構造が人間とは根本的に異なる。万一ウイルスにかかっても、病院に行くことができないのだ。よって3密は避けねばならぬ。そもそも私は健康保険に入っていない…。」
それではなぜユリアは、わざわざ再度弘明寺という辺鄙な土地に舞い戻ったのでしょうか。
それは、弘明寺丿貫が店内飲食のみならず、テイクアウトにも対応しているからです。
「炙り肉めしがテイクアウトの対象でないのは残念だが、メインの煮干蕎麦が『冷凍煮干蕎麦』としてテイクアウトできるのはありがたい。しかも1袋750円で。」
そんな独り言を呟いているうちに、ユリアは店の前に辿り着きました。
「いらっしゃい!」
「テイクアウトで。」
「おいくつご用意しましょう?」
「30食で。」
「さ、30食?ありがとうございます!22,500円になります。」
「これでちょうどだ。」
店員にお金を渡しながらユリアは、
(30食買ったとしても、ティアラさん、リン、ミツキ、シオリもいるから、5人で6日しかもたないんだよなぁ。)
そんなことを心の中で考えていました。
しばらく経って店長が裏からごっそり冷凍煮干蕎麦を持ってきて、ユリアに尋ねます。
「こんなに大丈夫?その細い腕で持って帰れる?」
「あぁ、魔法で何とかするから…。」
「魔法?面白いこと言うねぇ。ところで、そんなに買ってくれるとこ見ると初めてじゃないと思うけど、一応茹で時間を伝えておくね。だいたい40秒~1分30秒くらいの間が目安だから、茹でるときは目を離さないでおいてね。」
「わかった…。」
忘れないよう、茹で時間を真面目にメモするユリア。そして、
「また来る…。」
そう言って、颯爽と店を出るユリア。

・・・・・・・・・・

ゆめの風にあるジュエルショップ「てぃあら」へ戻ってきたユリア。
「早速作ってみよう。」

冷凍煮干蕎麦 750円
作り方など


スープを10分解凍してどんぶりに注ぐと、煮干しの凝縮した香りが部屋一面に広がります。お店に漂う香りと全く一緒です。
「すごい、まるで本当にお店にいるようだ。ユニコーンの精霊である私の嗅覚すら錯覚させるとは…。」
テイクアウトのスープながら、その品質の高さに驚くユリアです。
そして先ほど店で取ったメモを取り出し、きっちり40秒で麺上げするユリア。
「これで、よし…。」
丿貫の麺は、程良い硬さが魅力です。
「早速、いただきます。」

・・・・・・・・・・

「しまった!あっという間で一心不乱に食べてしまった…。」

(実はそのため、肝心のラーメンの完成形を写真に撮っていなかったのです…。)

そしてどんぶりをテーブルに置き、一呼吸して少し落ち着いたユリアは、
「新型コロナウイルスの流行が終わったら、絶対お店でラーメンを食べよう。そしてそのときには、今度こそ絶対炙り肉めしを付けるんだ。」
そう固く誓うのでした。

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