ラーメン大好き虹色ユリアさん(その2【弘明寺丿貫】)

マジマジョ 虹色 ユリア(演:増田來亜(現おはガール))の偽物


このコーナーは同人フィクションではなく、ラーメン大好き虹色ユリアさん(の偽物)が、ユニコーンの精霊として鋭敏な嗅覚と味覚を駆使しながら、実際に訪問したラーメン店を紹介していきます(なお、「その1」はこちら)

それでは2軒目「弘明寺丿貫」です。

「珍しいラーメンがあると聞いて、横浜をさらに下って、『弘明寺』なんていうマニアックな駅まで来てしまった。しかも、もう18時だ。」
地下鉄から降りたユリアは、足早に階段を上り地上へと出ます。あたりには高い建物もなく、通りをそのまま1~2分ほど進むと、目的地である「弘明寺丿貫」に着きます。
早速、引き戸をスライドさせて店内へ。
「いらっしゃいッ!お好きな席へ。」
店員にそう言われ、ユリアは入口に近い席へ座ります。夜の部の開店時間から間もないため、お客はユリア一人だけです。
「この時間帯はラーメンだけじゃなく日本酒もやってるのか。オヤジ、この『千代むすび』ってのをくれ。」
威勢よくユリアが注文します。
「おねーちゃん、お酒は20歳を過ぎてからな。」
当然、大将に断られます。
「私はユニコーンの精霊だぞッ!」
「ダメだ、埒があかねえ。プッツン野郎は帰んなッ!」
「何だとッ!」
激高したユリアはマジョカアイリスを取り出し、
「マジマジョマジカルッ!ストップクォーツッ!」
そう唱えると、大将の動きがピタリと止まります。
「ざまあみろ、これでもう今日は麺上げできまいッ!」
そしてそのままユリアは立ち去ります。

注)ここまでのやり取りは、もちろん全てフィクションです(笑)。

・・・・・・・・・・

次の日の14時過ぎ。
せっかく弘明寺に来たので、昨日は近くに泊まり、今しがた弘明寺観音へお参りしてきたところです。

弘明寺丿貫 入口


「つい興奮して、昨日のオヤジに悪いことしちゃったな。」
そんなことを想いながら、ユリアは再びお店の前を通りかかります。
「お昼もやってるんだ。しかもけっこう行列してるな。」
おとなしく並んでみるユリア。10分ほど並んでいると、店内へ呼ばれます。
(アレ、昨日のオヤジじゃない…。でも今日のオヤジに。)
「オヤジ、酒をくれ。」
「ごめんね~、お酒やってるのは夜だけなんだよ。昼はラーメン、夜は日本酒とラーメンって感じでね。」
しばらく迷っていたユリアでしたが、
「じゃあ、牛脂ニラ蕎麦!」
850円の牛脂ニラ蕎麦を注文します。

・・・・・・・・・・

しばらくして、
「へい、お待ち。」

牛脂ニラ蕎麦 850円


そう言って出された牛脂ニラ蕎麦の見た目に、一瞬ユリアは怯みます。
しかし1口食べた瞬間、
「何だこれはッ!?ラーメンを食べているはずなのに、まるでイタリアンだ。スープを飲んでいると、ペペロンチーノやジェノベーゼのパスタを食べているような錯覚に陥る。しかも牛脂もゴロゴロ入っていて、これは食べ応え抜群だ。」
ニラの濃厚なスープに対して、麺は博多ラーメンを思わせるバリカタ麺。麺がスルスルと入っていき、気付けば大満足でスープまで一気に飲み干していたユリア。
その時ふと、隣の男性の食べているものが気になります。メニューの中を探してみると、
「あった!きっとこれだ。」
『炙り肉めし』の文字が眼に入ります。

炙り肉めし 350円


普段はラーメン屋でラーメン以外のものを決して頼まないユリア。しかし、炙り肉めしから漂うスパイシーな香りが、ユニコーンの精霊の嗅覚をビンビン刺激します。ついにユリアは、
「オヤジ、この炙り肉めしを追加でッ!」
「ごめんね~、炙り肉めし、もう終わっちゃったんだよ~。」
ユリアは知らなかったのです。炙り肉めしはこのお店の人気メニューの一つで、開店から比較的早めに売り切れてしまうのです。
「そうだったのか…。」

・・・・・・・・・・

「炙り肉めし、食べたかったなあ。」
少しがっかりしながらお店を出るユリア。
「牛脂ニラ蕎麦も美味しかったし、ここは是非再訪しよう。」
そう決意し、弘明寺の地下へ消えていくユリアでした。

(「その3」へ続く)

3件のコメント

  1. ピンバック: ラーメン大好き虹色ユリアさん (その1【家系総本山 吉村家】) – おはスタマジョピュア
  2. ピンバック: ラーメン大好き虹色ユリアさん(その3【品達】) – おはスタマジョピュア
  3. ピンバック: ラーメン大好き虹色ユリアさん(その4【弘明寺丿貫2】) – おはスタマジョピュア

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