マジョVS魔女(その6)

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マジマジョ 虹色 ユリア(演:増田來亜(現おはガール、ガールズガールズ))


多少もたついたものの、何とか自己最高記録タイの27杯を完食するユリア。
しかし一瞬たりとも安堵する時間は与えられません。
怒涛の勢いで28杯までも完食した魔女菅原に、再び丸1杯差をつけられます。
しかし、魔女菅原が力強く挙手をし29杯目をスタッフに要求したとき、事件は起こります。
配膳係として紛れ込んでいたムリ太郎が、29杯目のラーメンを出すついでに、魔女菅原の首にアキラメストーンをかけたのです。
「へっ?」
「お前の夢、ジャマジャマダーッ!」
その瞬間、魔女菅原の頭が大きく左右に振れ、アキラメストが誕生します。
「アキラメスト、タベズギライヤーッ!」
さっきまで食べることにあんなにも貪欲だった魔女菅原。アキラメストとなってしまった今、フードファイターとしての面影すら残されていません。
タベズギライヤーの負の力により周りの食材は次々と破裂していきます。
さらにタベズギライヤーのインピュアラに感染した人々も、同じく食に対する欲求が失せていきます。
「魔女菅原がアキラメストになってるッ!」
ギャラリーの中で真っ先に異変に気付いた大食いファンのモモカ。早速変身しようと立ち上がります。そしてモモカに続く3人。
「待ってモモカ、みんなッ!魔女菅原は私が助けたいッ!」
4人を遠くから制止するユリア。
「オープン・ザ・マジョカワールドッ!」
そしてレインボーダイヤモンドへと変身したユリアは、魔女菅原へ呼びかけます。
「正気に戻って、魔女菅原ッ!いや、菅原さんッ!あなたの夢を思い出してッ!」
「私の夢…?」
ユリアの言葉に、ピタリと動きの止まるタベズギライヤーこと魔女菅原。
「私の夢は…、息子の前で強い母親であり続けること…。」
静かに、だがしっかりと、確かめるように話す魔女菅原。
「だからこそ、強く強くなって、全試合トップの完全優勝だって果たしてきた。」
アキラメストになりながらも、その眼の奥に強い光を宿す魔女菅原。
「だからこそ、一度は退いた大食いの世界に戻って来たんだ。こんなところで油を売っている場合ではないッ!」
徐々に魔女としての威厳を取り戻していく、魔女菅原。
一方のユリアは、絶対的な強さと強烈なキャラクターで他者を退けてきた魔女菅原の、その力の原点が母親の息子に対する深い愛だと知り、その意外さと共に強く感動します。
「これが人間の力…、人間の強さなんだ…。私は…、人間の夢を守りたいッ!」
アキラメストになりながらも必死にインピュアラに抗う魔女菅原の姿、そして母親の息子に対する深い愛に感動し、ユリアは自身の使命を再確認します。
「行くよ、菅原さんッ!レインボーミルキーファンタジーッ!」

(「その7へ続く」)

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