マジョカプリンセス奪還(その4【最終話】)

(「その3」へ戻る)

マジマジョ 愛乃 モモカ(演:三好佑季)         
白雪 リン(演:隅谷百花(現おはガール) ) 
花守 ミツキ(演:鶴屋美咲(現おはガール)) 
星奈 シオリ(演:小川桜花(現おはガール)) 
虹色 ユリア(演:増田來亜(現おはガール)) 
    邪魔男爵(演: 遠藤憲一 )            
邪魔彦(演:細田佳央太 )          

「そうか、ならば親子仲良く、闇を吐き出しながらこの世界の塵となれッ!」
槍を構える邪魔彦、杖を邪魔彦へ向ける魔法使いたち。お互いをキッと睨み合う両者。
邪魔男爵の四方にシールドを展開した後、邪魔彦は魔法使いたちに向けて無数の槍を打ち込みます。負けじと魔法で応戦する魔法使いたち。その衝撃の激しさで、両者の周りに砂煙が舞います。
周りの者には何も見えない砂煙の中、両者の衝突は続きます。
やがて砂煙が晴れて、両者の衝突の結果が見えてきます。四方のシールドのおかげで軽傷だった邪魔男爵。無数の槍の攻撃で傷着いた魔法使いたち。そして圧倒的な数の魔法弾を身に受け地面に膝をつく邪魔彦。
「邪魔彦ッ!」
「大丈夫です、まだ戦えます…。しかし次はどうなるか…。」
「なかなかやるな、邪魔界の者。しかし次はもうないぞ。」
再び立ち上がり槍を取る邪魔彦。まさに両者がぶつかり合うと思われた次の瞬間。
「マジマジョマジカル、ゲラゲラトルマリン。みんな笑ってッ!」
遠くからそう魔法が唱えられ、さっきまでの殺伐とした戦場が嘘のよう、その場にいた皆が笑い出したのです。
そして姿を現すマジョカプリンセスことモモカ。
「モモカ…。」
「プリンセス、ここは危険です、お下がりください。」
魔法使いの言葉には耳も貸さず、邪魔彦の元に一直線に駆け寄るモモカ。
「正彦先輩、何でこんなことを?」
「全てはお嬢ちゃんのためなんだぁ。君が人間界に戻れないと聞いて邪魔彦は…。」
「正彦先輩、私のために…。」
邪魔男爵に事の真相を告げられ胸を痛めるモモカ。
「でも大丈夫だよ、正彦先輩ッ!」
「大丈夫じゃないッ!」
モモカの健気な様子に思わず絶叫する邪魔彦。
「君が守ろうとしたみんなの夢は、君の犠牲の元に成り立っているんじゃないか。僕はそんなの耐えられない。君のいない人間界には戻りたくないんだ。君の夢が叶えられない世界なんて、僕は何度だって破壊してやるッ!」
「そうじゃないのよ、正彦先輩。そうじゃないの。見てみてッ!」
そう言うとモモカはマジョカルミナを取り出し、
「マジマジョマジカル、コピームーンストーン、もう一人のマジョカプリンセスを作り出してッ!」
邪魔彦の前でモモカが2人になります。
「何と、プリンセス!」
「モモカッ!」
思わず邪魔彦は華奢なモモカの身体を抱きしめます。
「正彦先輩、明日から一緒に学校に行きましょう。」
「あぁ、モモカ。」
そういって邪魔彦は、いっそう強くモモカの身体を抱き締めるのでした。

(終わり)

1件のコメント

  1. ピンバック: マジョカプリンセス奪還(その3) – おはスタマジョピュア

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。