マジマジョVSファントミ(その5【最終話】)

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マジマジョ 愛乃 モモカ(演:三好佑季)                  
白雪 リン (演:隅谷百花(現おはガール、ガールズガールズ)) 
花守 ミツキ(演:鶴屋美咲(現おはガール、ガールズガールズ)) 
星奈 シオリ(演:小川桜花(現おはガール、ガールズガールズ)) 
虹色 ユリア(演:増田來亜(現おはガール、ガールズガールズ)) 
ファントミ 桜衣 ココミ(演:菱田未渚美(ガールズガールズ))       
明日海 サキ(演:山口綺羅(ガールズガールズ))        
紫月 ヨツバ(演:原田都愛(ガールズガールズ))        
紅羽 セイラ(演:石井蘭(ガールズガールズ))         


ココミの不安は的中せず、カタヅケナイヤーの左手はブルブルと震え始め、自身の左胸に押し当てられます。無事にファントミトリックは決まり、鍵穴が出現します。
「よし、今だッ!イケない心、ちょちょっと、ちょーだいッ!」
ファントミの3人は仕上げの鍵を放ち、カタヅケナイヤーは無事にボランティアのおばちゃんへと戻ります。

・・・・・・・・・・

「ありがとうございました!ファントミの皆さんのおかげで無事にイケナイヤーを浄化することができました。」
リンがペコと丁寧に頭を下げます。
「いえいえ、こちらこそマジマジョのみんながいなかったら、どうなっていたことか…。」
リンの丁寧すぎる対応にかえって恐縮するサキ。
「それにしてもリン、あのまま置いてくなんてひどいじゃないか!こんな美少女の私、無防備に寝ている間に何かあったら…。」
「そんなこと言えた口ですか、ユリア!モモカのヘアアクセサリーをせっかく届けてくれた3人を、よりもよって亡きものにしようとするなんて。」
リンにたしなめられ、ユリアはペコと頭を下げ、
「ココミ、サキ、ヨツバ、さっきは本当にすまなかった。」
おとなしく謝罪の弁を口にします。
「別に良いのよ。それにさっきのイケナイヤーとの戦闘中に助けてもらったから、チャラよ。」
そう言ってヨツバは白い歯を見せます。
「いやー、でも驚いたよぉ。まさかみんなが世間で話題のファントミの3人だったなんて!」
シオリが感激して言います。
「あの、それはここだけの秘密で…。って、私たち、正体バレてるじゃんッ!」
「え~ッ!ポップコーンになっちゃうッ!」
「そんなッ!いやよ~ッ!」
強敵をやっと倒してチャンチャンのはずが、急に絶望に襲われパニックになるファントミの3人。そしてそれを見て、いったい何が何だか訳のわからないマジマジョの5人。
そんなとき、近くの草むらからファンディのホログラムが現れ、
「安心しろ、ファントミ同士で正体がバレても大丈夫なように、『ガールズ×ヒロイン』同士で正体がバレても大丈夫なんだ。」
(何というご都合主義…。いや、とにかくポップコーンにならないのならばありがたや…。)
「今のって、EXILEのメン…」
「なんでやねんッ!」
シオリに最後まで決して言わせず、リンが強烈にツッコミます。
「ファントミのみんなとは、またどこがで一緒に戦えるような気がするな。」
「そうだね、モモカちゃん。私のハート、ファンファンしてる!」
そしてガッチリ抱擁するモモカとココミでした。

(終わり)

(あとがき)
実は当初、もっとマジマジョとファントミ同士をガシガシ戦わせるつもりでした。でも書き始めて気が付いたのですが、マジマジョはよく魔法を敵にぶつけていたのに対して、ファントミって物理的に敵を攻撃するっていう場面がないんですよね。ヒミツキーも防衛や補助的なものがほとんどですし。
とは言っても、またマジマジョとファントミの共闘ものを書いていきたいと思っています。今回書いてて楽しかったので。
なお、バイバイエメラルドを恐ろしい魔法として描きましたが、これは「ジョジョの奇妙な冒険」に出てくるヴァニラアイスのスタンド(わからない方はすみません)からインスピレーションをもらったものです。


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