ドタバタ林間学校(その2)

(「その1」へ戻る)

マジマジョ 愛乃 モモカ(演:三好佑季)         
白雪 リン(演:隅谷百花(現おはガール))  
花守 ミツキ(演:鶴屋美咲(現おはガール)) 
星奈 シオリ(演:小川桜花(現おはガール)) 
虹色 ユリア(演:増田來亜(現おはガール)) 

・・・・・・・・・・

「本当に、ひどい目に遭いました…。」
フラフラになりながら飛行機のタラップを降りてくるリン。
「あんなものに乗らなきゃいけないなんて、人間界は本当に面倒くさいな…。」
セリフはいつも通りながら、顔は土気色の悪いユリア。
「まったく、邪魔界に改造手術をされたとき以上の苦痛だったわ…。」
「されてねーし。」
意味不明のボケをするシオリと、静かに突っ込むのが精いっぱいのミツキ。
「もう~、みんなだらしないなぁ。」
モモカだけは元気いっぱいです。
飛行機から降りたゆめの風中学校の一行は、そのままマイクロバスへ乗って今日泊まる予定のホテルへ。登山前に大荷物をロビーに預けて行くのです。

・・・・・・・・・・

30分かかるマイクロバスの道中でもおとなしい魔法使い4人。
(普段あんなに賑やかな人たちが、一言も発しないなんて。これってマジカル…。)
そんなことを心の中で呟きながら、モモカはこれからの旅が楽しみでたまりません。

・・・・・・・・・・

そしていよいよマイクロバスがホテルへ到着します。
『ダークマウンテンホテル』とデカデカ書かれた看板を抜け、エントランスへバスをつけます。
生徒が順番に降車し、荷物をロビーにあるコンテナへ積んでいきます。
「このまま部屋に行きたいです。こんなコンディションで山登りなんて、まるで地獄絵図です。」
運動の苦手なリンは出発前から既に限界です。
「山登りなんかしたら、脚が太くなってモデル業に支障が出ちゃうわ。」
登山に何の意味も見いだせないシオリも、同じく気乗りしません。
運動が得意なミツキはともかく、さっきから文句だらけのモモカ班。
極めつけはユリアでした。同じみの嗅覚ポーズで何かを感じ取ったのか、挙手して大町を呼びつけます。
「先生、この山からは何か邪悪な臭いが…。アレ…?やっぱり違うような…?」
ユリアは確かに一瞬邪悪な臭いを感じ取ったものの、その後急に自信をなくします。
「虹色~、バカなこと言ってると、いい加減先生キレるぞ~。何を言おうとみんな登山参加だからな。愛乃、お前の班はさっきから文句が多いぞ~。班長しっかりしろよ~。」
「はい、すみません…。」

・・・・・・・・・・

荷物も預け終わり、生徒たちは広いロビー内で班ごとに整列します。これから登山予定のダークマウンテンは、このホテルの裏手が登山口になっているのです。
「もう~、みんなしっかりしてよ~。私が怒られちゃったじゃん!」
大町に注意されたことを根に持つモモカは、少しだけご機嫌斜めです。
「ごめんなさい、モモカ。でももう大丈夫、だいぶ調子が良くなってきました。」
リンを始め、他の3人もようやく飛行機のダメージから回復してきました。
「おかしいなぁ、確かに一瞬邪悪な臭いがしたんだけどな…。」
ユリアだけは先ほどのことが未だに腑に落ちていません。

(「その3」へ続く)

2件のコメント

  1. ピンバック: ドタバタ林間学校(その1) – おはスタマジョピュア
  2. ピンバック: ドタバタ林間学校(その3) – おはスタマジョピュア

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。