ドタバタ林間学校(その1)

マジマジョ 愛乃 モモカ(演:三好佑季)         
白雪 リン(演:隅谷百花(現おはガール))  
花守 ミツキ(演:鶴屋美咲(現おはガール)) 
星奈 シオリ(演:小川桜花(現おはガール)) 
虹色 ユリア(演:増田來亜(現おはガール)) 


モモカは少し成績が悪かったものの、無事に中学2年生へ進級できました。他の4人ももちろん中学2年生に上がりました。
さらに嬉しいことに、5人とも大町が担任を受け持つ2年B組のクラスメイトとなったのです。

そして今日は、待ちに待った林間学校の初日です。今回ゆめの風中学校の2年生たちが向かうのは、1泊2日のダークマウンテンへの旅です。
(どこかで聞いたことのある名前ですが…)
なお、ゆめの風中学校は裕福な家庭が多いので、毎回町を大きく飛び出し、飛行機での移動を要する地域へ行くのが慣習となっています。

そしてここは県内にある唯一の空港です。ロビーにはリンたち4人を待つモモカの姿が。
「あれ~、4人とも遅いなあ。どうしたのかしら。」
大町に指定された集合時間は朝の8時でしたが、5分前になっても4人の姿が現れません。
今回の林間学校で4人をまとめる班長を仰せつかったモモカはソワソワします。
「あっ!」
ロビーから遠くにようやく小さく見え始めた4人でしたが、少し様子がおかしいようです。
そしてやっとモモカの元に辿り着く4人。
「もう、遅いよぉ、みんな~。」
「すみません、行こうか行くまいか、直前まで迷っていまして…。」
リンがこのギリギリの到着の弁解をします。
「どういうこと?楽しい林間学校だよ?」
リンの言うことが全く腑に落ちず、モモカが尋ねます。
「林間学校が楽しいことは私たちにもわかっています。しかし、現地までの移動手段が問題なのですッ!」
「ははぁ、リン。さては飛行機が怖いんだ?」
モモカがニヤニヤしながら言います。
「違いますッ!怖い訳ではありませんッ!あんなに重くて大きな物が空を飛ぶなんて、全くもってミステリーです。魔法以外にあり得ません。アレは絶対に落ちますッ!」
ウンウンと頷く後ろのミツキ、シオリ、ユリアの3人。
「もう、飛行機に乗る前から不吉なこと言うのやめてよ~、リン。」
ずっと林間学校を楽しみにしてきたモモカが、リンの言葉に少し機嫌を損ねます。
そんな5人のやり取りなどおかまいなしに、
「よーし、みんな揃ったな。じゃあ出発するぞ、俺について来いッ」
そう言って大町は生徒を引き連れ、搭乗手続きに向かいます。

・・・・・・・・・・

そして離陸前の飛行機の中。
早く離陸しないかな~と待ち遠しいモモカとは対照的に、魔法使い4人は全然落ち着きません。
「こんな物が空を飛ぶなんて、ミステリーです… 」
ブツブツ言うリン。
「・・・・・・・・・・」
元々怖がりなミツキは一言も発しません。同じくシオリとユリアも無言です。
そのうちに飛行機はゆるゆると動き、滑走路へ入り、一旦止まります。やがて準備が済み、ゴオォ~ッという轟音と共に、離陸に向けてスピードをグングン上げていきます。
初めて体感するスピードに、魔法使い4人は大いに錯乱します。
「やめて~ッ、もう降ろして~ッ!魔法界に帰して~ッ!」
いとも簡単に正体をバラしてしまう魔法使い4人。
ギャハハハハ~!
飛行機内に響き渡るクラスメイトたちの笑い声。
そんな中、モモカとカイトだけは、4人の正体がバレなくて本当に良かったと、そっと胸を撫で下ろすのでした。

(「その2」へ続く)

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