ティアラさんへのプレゼント(その2【最終話】)

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マジマジョ 愛乃 モモカ(演:三好佑季)        
白雪 リン(演:隅谷百花(現おはガール) )
花守 ミツキ(演:鶴屋美咲(現おはガール))
星奈 シオリ(演:小川桜花(現おはガール))
虹色 ユリア(演:増田來亜(現おはガール))
    ティアラ(演:篠田麻里子)         
        


「チェンジタンザナイトの効果は、その日の日没までに解除しないと、入れ替わった2人が永遠に入れ替わったままだというのはわかってるよね?」
ユリアが真面目な顔で4人に尋ねます。
「えっ…。」
ユリアの発言に固まる4人。
「えーッ!」
やっとことの深刻さを理解した4人。
(もっと早く言えよ、ユニコーン…。)
「まあでも日没までって、まだ12時だし。18時までには帰ってくるでしょ、いくら何でも…。」

・・・・・・・・・・

呑気に構えていたはずが既にもう16時です。
「そろそろヤバくない?」
焦り出すミツキ。
「そうですね…。」
同意するリン。
「みんなで手分けして町を探しに行こうッ!」
「うん!」
シオリの提案に賛同し、5人はショップを飛び出しティアラさんを探しに行きます。
「ティアラさんの行きそうなところは…。」
「ここはどうかな?」
「ここにもいない…」
「どこに行っちゃったのかしら?」

・・・・・・・・・・

5人がティアラを探しに町へ飛び出してから、既に1時間半が経ち17時30分です。今となっては動き出しの遅さが悔やまれます。
「見つかった?」
「ううん…」
「そっちは?」
「ダメ。」
「こっちも、ダメ…。」
「あと30分か…。」
「ひょっとしたら、ショップに戻っているかも…。」
そんな最後の希望にかけ、5人は不安な気持ちを抱えながらショップへ戻ります。

・・・・・・・・・・

ガチャ。
しかしティアラの姿はありません 。
「そんな…!」
愕然とする5人。
「モモカ…。」
「本当にごめんなさい、私達のせいで…。」
「ううん、元はと言えば私の思い付きだし…。変なおじさんなら嫌だけど、ティアラさんなら良い匂いもするし、大丈夫…。」
そんなことを言いながらも、モモカ、もといティアラの顔からは大粒の涙が…。
そのときです!
ピンポーン!
「Hayayzonです、お届け物です!」
「こんなときに、空気読みなさいよッ!居留守しちゃおう!」
半分キレかけのミツキ。
しかし、そのときユリアが何かを感じ取ります。
「待ってッ!」
そう言ってユリアが玄関口へ行き、荷物を受け取ります。
「お、重い…。」
華奢なユリアの身体が荷物に持っていかれます。
「重いですって?ユリア。失礼な!」
そう言って段ボールをバリバリ割りながら、中からティアラが出てきます。
「ふぅ、初めての人間界だったから、道に迷っちゃって。ダメかと思ったけど、やっぱHayayzonは早いわね。モモカ、心配かけてごめんなさい。でも、とっても楽しかったわ。みんな、どうもありがとう!」
「こんな帰宅方法があったなんて、ミステリーです…。」
今日一日の疲れを吐き出しながら、リンが呟きます。

(終わり)

 

      

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