ティアラさんへのプレゼント(その1)

マジマジョ 愛乃 モモカ(演:三好佑季)        
白雪 リン(演:隅谷百花(現おはガール) )
花守 ミツキ(演:鶴屋美咲(現おはガール))
星奈 シオリ(演:小川桜花(現おはガール))
虹色 ユリア(演:増田來亜(現おはガール))
    ティアラ(演:篠田麻里子)         
       

「来週はティアラさんのお誕生日でしたね。何が良いと思いますか、プレゼント。」
「そうねえ。でもティアラさんって、欲しいものがあるとすぐにHayaizonで買っちゃってるからなあ。」
「そうよねえ。」
来週に控えたティアラの誕生日。プレゼントの名案が浮かばず頭を抱えるリン、ミツキ、シオリの3人。
そこへちょうどユリアが通りかかります。
「ユリア、ティアラさんへのお誕生日プレゼント、何が良いと思う?」
「何だ、人間界では誕生日ごとに毎年プレゼントをあげるのか。本当に面倒なことばかりだ。」
(ユリアに聞いて損した…。)
人間界に疎いユリアに助けを求めた自分達がバカだったと思う3人。
「学校でモモカにも聞いてみよう、良いアイデアが思い付くかもしれないし…。」
盛り下がった気分をどうにか元に戻そうと、ミツキが提案します。
「そうだね。」
同意する2人。

・・・・・・・・・・

「モモカ、来週ティアラさんのお誕生日なんだけど、プレゼント何が良いと思う?」
学校で早速モモカに声をかける3人。
「これってマジカル!実は私も前から考えていたの。こんなのはどうかなあ?」
待っていましたとばかりに、モモカはノリノリで3人に耳打ちします。
「さっすが、モモカ。」
「モモカ、天才です。」
「うん、その発想はなかったわ…。」
「でしょ~。」
予想以上の3人の反応に、モモカは大いに気を良くします。
「では、来週当日にサプライズで!」
そう言って4人は、誕生日当日の成功を確信して別れるのでした。

・・・・・・・・・・

今日は待ちに待ったティアラさんの誕生日です。
「ティアラさん、お誕生日おめでとうございます!」
「あら、ありがとう、みんな。こんな立派なケーキも用意してくれて。」
早速ナイフを持ったリンが、誕生日の定番、苺の乗った大きなホールケーキを6等分にしていきます。
「ところでティアラさん、今日で何歳になったんですか。」
ミツキの不用意な発言に、モモカ、リン、シオリの3人は固まります。
一方神妙な顔つきなユリアは少し考えてから、
「確かティアラさんはさんじゅ…」
パチンッ!
ティアラの指が鳴り、急にユリアは口が利けなくなります。ついでにミツキも。
2人にシャラップクオーツの効果が発現しているのを好都合と、リンが切り出します。
「ティアラさん、改めてお誕生日おめでとうございます。5人で考えたティアラさんへのプレゼントなのですが、こんなのはどうでしょうか。モモカッ!」
リンに指名されたモモカが立ち上がります。
「マジマジョマジカル、チェンジタンザナイトッ!ティアラさんと私の中身よ、入れ替われッ!」
そう唱えながら、モモカはマジョカルミナをティアラと自分に振りかざします。
「あらら、私がモモカの中に。なかなか面白い趣向ね。でもこれは一体?」
突然のプレゼントの真意が掴めず、ティアラがリンに尋ねます。
「ティアラさん、前々から人間界に行ってみたいと言ってたじゃありませんか。それで今回、ちょうどモモカのアイデアで。」
「なるほど!モモカ、みんな、ありがとう。最高のプレゼントだわ。では早速、人間界に行ってくるわねッ!」
そう言って、スキップしながらジュエルショップてぃあらの扉を元気に開けて飛び出すモモカ、の格好したティアラ。
「やったね、ティアラさんすごく喜んでた!」
ティアラが出ていったおかげで魔法の効果が切れ、やっと話すことのできるミツキ。
「あの…。」
そしてユリアも。
「あぁ、ごめんね、ユリア。最終的にユリアに相談せず5人連名のプレゼントってことにしちゃって。」
大して悪びれた様子も見せず、ミツキがユリアに弁解します。
「そのことじゃないんだ。」
「えっ?」

(「その2」へ続く)

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