ねえ笑ってよユリアさん(その5【アレって何?】)

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相変わらず今回のお話も、ユリアがモモカと仲良くなる前のお話です。

マジマジョ 愛乃 モモカ(演:三好佑季)                  
白雪 リン (演:隅谷百花(現おはガール、ガールズガールズ)) 
花守 ミツキ(演:鶴屋美咲(現おはガール、ガールズガールズ)) 
星奈 シオリ(演:小川桜花(現おはガール、ガールズガールズ)) 
虹色 ユリア(演:増田來亜(現おはガール、ガールズガールズ)) 


「私がマジョカポルテをなくしたとき、クリオネ?みたいな妖精に助けられたのよ。」
モモカがリン、ミツキ、シオリの3人に話します。
「そういえば、私も。邪魔彦にアキラメストにされた味川さん達と戦っていたときに。やっぱりクリオネ?みたいな妖精に。」
シオリも自分が助けられたの時のことを思い出します。
「それで、結局アレはクリオネなの?何なの?」
ミツキは気になって堪らないといった様子です。
(アレ?それにしてもこの話題、私たち前も話していたような…。デジャブかしら?それともずぅーっと気になってるのかしら?)
そこに絶妙なタイミングで通りかかるユリア。
「ねぇ、ユリア。前に私を助けてくれた時があったじゃない?そのときの小さい妖精達って、クリオ…」
モモカに最後の言葉まで言うことを許さず、ユリアが割り込みます。
「ふざけるな!私はユニコーンの精霊だッ!断じてあんな軟体動物ではないッ!」
とりあえず言いたいことだけ言って立ち去ろうとするユリア。しかし5歩ほど進んで振り返り、
「モモカ、私は絶対にお前を認めないッ!絶対にだアッ!」
(アレ?この展開、思ってたのと違う…。)
そんなことを心の中で呟きながら、固まってしまうリン、ミツキ、シオリの3人。
「…私、もう帰るッ!」
そう言って、目尻に少し涙を溜めながら、モモカがジュエルショップ「てぃあら」のドアを勢いよく開けて飛び出して行きます。
「モモカッ!」
モモカを呼び止めながらも追い切れない3人、リビングに取り残されます。
「・・・・・・・・・・」
「あの時ね、よりによって何でモモカがユリアに聞きに行っちゃうのかしらって思ったの。」
シオリがまず口を開きます。
「そうよね。」
ミツキが同意します。
「でも、クリオネの話がまさかユリアの地雷だとは思ってもなかったから、モモカには悪いけど、行かなくてやっぱり良かったなって思っちゃって。」
「はい、実は私もです。」
シオリの本音にリンも本音で返します。
「これからどうしたら良いかね?」
元気が取り柄のミツキも、モモカとユリアのことを考えると溜息が漏れてしまいます。
「モモカのデリカシーのないところももちろん良くないんだけど、ユリアも仲間になってまだ日が浅いから、私たちもイマイチ掴み切れてないのよねぇ。」
「そこなんですよ。ユリアのことがよくわかっていないから、私たちも間に入って調整ができないんですよ。今日だって、下手したら私たちが罵倒されてましたからね…。」
シオリとリンにも未だ解決策は見出せません。
モモカがユリアと仲良くなるのは、まだまだまだまだ先のことなのでした。それどころか、リン、ミツキ、シオリの3人がユリアのことを理解できるのもまだ先のことです。

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