ねえ笑ってよユリアさん(その1【ピュアえもん】)

今回のお話は、ユリアが登場したばかりのとき、モモカと仲良くなる前のお話です。

マジマジョ 愛乃 モモカ(演:三好佑季)                  
白雪 リン (演:隅谷百花(現おはガール、ガールズガールズ)) 
花守 ミツキ(演:鶴屋美咲(現おはガール、ガールズガールズ)) 
星奈 シオリ(演:小川桜花(現おはガール、ガールズガールズ)) 
虹色 ユリア(演:増田來亜(現おはガール、ガールズガールズ)) 


ジュエルショップ「てぃあら」に集まったモモカ、リン、ミツキ、シオリの4人は、いつも通りくだらない話で花が咲いています。
「私たちってさ、ドラえもんで言ったら誰になるんだろう?」
そんなことを突然モモカが言い始めます。
「リンは成績優秀だけど、運動神経が壊滅的だから出木杉くんには残念ながらなりきれないないのよねえ。」
と、ミツキが早速食いつきます。
「何ですって。そういうミツキだって、スポーツバカのキャラなんてドラえもんの中にいないじゃないですか。」
すかさずリンも反撃します。
「バカとは何よ、バカとは。成績だってそこそこ取ってるっつーの。」
自尊心をいたく傷つけられたミツキは、次にその矛先をシオリへと向けます。
「シオリは一度闇堕ちしているから、とりあえず何かスネ夫っぽいよね。」
「なっ、スネ夫とは失礼な…。そもそもミツキ、その話題は禁句でしょ。ちゃんと空気読みなさいよ。」
と言いつつシオリも、
「でもスネ夫のママはグラン魔で決まりよね~。〇〇ジャ~マスとか言ってるし~。」
「たしかに~ッ!」
しっかり話を盛り上げます。
「モモカはメガネかけてたらのび太くんかしら。成績は壊滅的だし、運動神経も良いイメージないし。」
次はモモカにこれでもかとダメ出しをするミツキ。
「そんな、ひどーいッ!」
モモカは顔を少し赤くして、ぷくーっと頬を膨らませす。
そこへちょうど外から帰って来たユリアが、4人の前を通りかかります。
そのとき、今まで散々いじられていたモモカが、調子に乗ってユリアに悪絡みします。
「ねえ、ピュアえもん~、みんなが私のこといじめるのぉ~。」
ピタと固まるユリア。人間界のことに疎いため、もちろんドラえもんのことものび太のことも知る訳がありません。でもなぜだか異常なまでに不快な気持ちがこみ上げてきたので、無言でマジョカアイリスを取り出し、
「マジマジョマジカルッ!ストップクオーツッ!この不快なものの動きを即座に止めろ~ッ!」
そして一瞬で動きが固まるのび太、もといモモカ。
「私はオマエを絶対に認めないッ!」
顔を真っ赤にして、さらにいつも以上に侮蔑を込めて、ユリアがモモカにそう吐き捨てます。
「ず、ずびばせん…。」
モモカとしてはあまりに予想外だったユリアのリアクションに、固まりながら謝るしかありません。
(あらら…、モモカったら…。)
(そういうとこなのよ、モモカ…。)
(本当にモモカって、空気読めないとこあるのよね…。)
モモカはもちろん、他の3人も、モモカとユリアの間にある溝が絶望的に深いことを改めて悟ります。
モモカがユリアと仲良くなるのは、まだ先のことなのでした。

(「その2」へ続く)

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